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婚約期間ってどのくらい?プロポーズから入籍までの平均期間

平均的な婚約期間は?

プロポーズや結納など、「結婚の約束」をすることが婚約です。そして婚約をしてから、実際に婚姻届けを提出して法律上も夫婦となるまでの期間のことを「婚約期間」と言います。
婚約期間は明確にどれくらいの日数が基本と決められているわけではありません。自分たちのタイミングで決めて良いわけですが、それでも一般的にはどれくらいの婚約期間を経て結婚するのが普通なのか気になりますよね。

婚約期間の長さについて見てみると、婚約期間が1年以上の長さになったカップルが全体のおよそ10%で、約1年ほどというカップルが約19%、ついで6ヶ月ほどのカップルが約27%という結果なのだそう。さらに短い婚約期間のカップルについては、3カ月から5カ月以内のカップルが約8%、1カ月から3カ月以内が約19%、1週間以上から1カ月以内が約11%となっています。このほか1週間以内という短い婚約期間で結婚したカップルも全体の約5%ほどいるのだとか。
つまり、全体の半分以上のカップルは婚約してから半年前後で入籍をしているということになります。1年以上という長い婚約期間を経ている夫婦はおよそ10%ほどと、さほど多くはありませんので、ほとんどのカップルが婚約から1年以内に結婚していることがわかりますね。

意外と長い?なぜ婚約期間は必要なの?

先ほどの結果を見てみると、婚約期間は案外長めのカップルが多いことがわかります。
とはいえ、プロポーズや結納をするということは結婚することを決めている、ということ。長い婚約期間がなぜ必要になるのか、少し疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それにはいくつかの理由があります。
まず、入籍をするのにふさわしい特別な日付が婚約してからしばらく経たないとない、というケースがあります。たとえば二人が出会った記念日だったり、どちらかの誕生日だったりと、なんらかの記念日に合わせて入籍するというカップルはとても多いもの。時にはプロポーズから入籍するのに「この日だ!」と二人が感じられる記念日まで待つ必要も出てくることもあるでしょう。その場合どうしても婚約期間が長くなってしまいます。
また、結婚式当日に入籍するというカップルも近頃は増えていますが、その場合には結婚式場の都合に合わせた入籍日となります。使いたい式場をなかなか押さえられず、婚約期間が続くカップルもいるかもしれません。そもそも結婚式は準備にかなりの時間がかかるので、婚約期間もその準備のために当然長くなってしまいます。「結婚式までの長い準備期間」として、婚約期間が用意されているんですね。

婚約期間が短い場合のメリット・デメリット

婚約期間が短い場合のメリット

婚約してから結婚までの時間が短いので、マリッジブルーになったり結婚に不安を感じたりする暇もなく、恋人気分のまま結婚することができます。プロポーズはカップルにとってとてもロマンチックな瞬間ですが、婚約期間が短ければそのときの気持ちのまま結婚へと
スムーズに進めることができます。
また、お互いに気持ちが盛り上がった状態のまま一緒に暮らし始められるという点も魅力のひとつ。相手への気持ちが落ち着いたまま毎日の生活をはじめ、嫌でも現実を見せられて嫌になってしまうのではなく、恋人同士のような甘い気分のまま生活を共にすることで、心に余裕を持って新しい家庭を築いていけるはずです。

婚約期間が短い場合のデメリット

婚約から結婚までがスピーディーな分、お互いをあらためて見つめ直す時間の余裕がなかったり、結婚準備に追われて二人の時間が取りづらくなったり、といったデメリットが目立ちます。婚約期間は相手が結婚するパートナーとしてふさわしいか見極める最後の時間ですから、それにあまり時間を割けないのは少し不安が残るところです。
さらに結婚までに時間的な余裕がないため、家族や職場の同僚など、周囲の人々に迷惑や負担をかけてしまうこともあります。結婚は当事者だけの問題ではないので、その辺りのケアも重要になってくるでしょう。

婚約期間が長い場合のメリット・デメリット

婚約期間が長い場合のメリット

婚約期間が短い場合とは反対に、結婚の準備にじっくりと取り組めること、職場の人々や家族など、周囲の人へも配慮して結婚準備ができるというメリットがあります。婚約期間が長ければタイミングを上手く見計らって結婚の報告をすることもでき、周囲への負担や迷惑も最小限で済みますし、結婚式そのものもいろいろな演出のある凝ったものが用意できるかもしれません。
婚約期間中は最後の独身時代でもあり、パートナーとは恋人でいられる時間でもあります。友達と遊んだりひとりで趣味に没頭したり、パートナーと恋人らしいデートを楽しんだりと、有意義に時間を使えます。

婚約期間が長い場合のデメリット

デメリットについても婚約期間が短い場合の反対で、マリッジブルーになりやすいこと・プロポーズをした、もしくはされたときの浮かれたロマンチックなムードがなくなってしまうことなどがデメリットとして挙げられます。
いつまでも甘い雰囲気を保てるようなカップルなら良いですが、ロマンチックなカップル特有の空気というのはほとんどの場合そう長続きはしないもの。婚約期間を経るうちにすっかり落ち着いてしまい、恋人時代のような浮かれた気分にはもうなれない、という新郎新婦の方も少なくありません。新婚のうちはまるで恋人どうしのような濃い毎日を送りたい、という方はプロポーズからあまり日を開けずにできるだけ急いで結婚式の準備を進めたいところです。

このように短くても長くても、それぞれにメリットとデメリットがある婚約期間。とはいえ、はっきりとどれくらいの期間と決められているものではありませんから、二人にとって一番良い形、良い時間の過ごし方が見つかると良いですね。
婚約から結婚のタイミングについてもお互いに相談して決めて大丈夫ですが、あまりにも慌ただしく結婚することになると周囲の人に迷惑がかかってしまうかも、ということだけは留意しておきましょう。時間にも心にも余裕を持ち、自分たちにとってどのような時期が一番良いタイミングで結婚できるのか、二人でじっくり考えてみるとよいでしょう。

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